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2月8日は針供養・・・

一昨日の8日は、全国的に大雪が心配され各地で大雪の影響や被害がありました。

場所によっては、昨年のちょうどこの時期の大雪被害が再び・・・と心配しておりました。

上行寺では雨の中、針供養法要を行いました。


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針供養は2月8日、または12月8日に行われ、関東地方では2月8日、関西地方や九州地方では12月8日が一般的とされていますが、必ずしも地域によって日時が固定されているというわけではないそうです。

かつて、12月8日と2月8日は事八日と呼ばれておりました。12月8日を事納め、2月8日を事始めとよび、事納めには農耕を終え事始めには始めるとされておりました。この両日はつつしみをもって過ごす日とされ、この日は針仕事を休むべきと考えられており、使えなくなった針を寺社に納める、あるいは豆腐や蒟蒻のように柔らかいものに刺したりすることで供養し、裁縫の上達を祈ったとのことです。

法要は例年同様に焼津和裁組合駿南文化服装学院の皆様のご参列頂きました。
また今回は、「伊吹嶺」俳句会静岡支部の方々が針供養を見学したいとのことで参列頂き、総勢50名ほどの方々に法要を行いました。
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法要中には導師が集められた針に対し、感謝の意を込めて讃歎・回向文を読み上げました。
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その後に、参列の皆様に針を御宝前の豆腐に刺してもらいお焼香頂きました。
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そして法要後は墓地内にある針塚に納針して、ご供養致しました。
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針供養は当山では先代住職から40年以上続けている1つの行事です。
機械化が進み、針を生業とする方は減り、針を持つ機会も減ってきておりますが、今後も供養する針がある限り続けていきたいと思っております。

最後に参列頂いた「伊吹嶺」俳句会静岡支部の方々の句をいくつかご紹介致します。

海士町の媼集へる針祭
着馴れたる和服の媼針供養
海士町の媼ばかりや針供養
集ひ来て港の街の針祭り
灯明に光りてをりぬ納め針
待針の色とりどりや針納
三方に小さき山なす納め針
深々と媼の辞儀や針供養
針供養ミシン針刺す大豆腐
針納む山成す針に塩かけて
針納友の使ひしミシン針
胸元に納むる針を止めにけり
老僧の説法に終ふ針供養
カラフルな待針刺して針供養
針塚に流るる読経春の雨
隙間なく刺す大小の供養針

作者についてはあえてすべて不詳とさせて頂きましました。
「伊吹嶺」俳句会静岡支部の方々、ありがとうございました。
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上行寺STYLE

Author:上行寺STYLE
上行寺は静岡県焼津市にある日蓮宗のお寺です。

『上行寺STYLE』は上行寺の副住職がお寺の事や日々の事などを綴っています。

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