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寛容と不寛容・・・

今年も残すところあと1日余り、、、

ついに令和元年も幕を閉じようとしております。

もう仕事納めをされてお休みの方も多いでしょう。

友人たちに聞くと、7連休の人や中には9連休という人も・・・

それだけ休んでみたい!!

正直そう思います・・・

今年の年末年始を海外で過ごされる方々の数が過去最高とのこと、、、

あれっ?景気良くないんじゃないの!?

格差の広がりなのか・・・

私にはまったく縁のない話ですが・・・


明日は大晦日

大晦日と言えば、、、

紅白歌合戦に年越しそば、そして除夜の鐘



今、その【除夜の鐘】が問題となっているのはご存知でしょうか?

近年、大晦日の風物詩とも言える除夜の鐘がトラブルとなっているそうです。

都市部や住宅地にある寺院の鐘の音が「うるさい」との苦情が寄せられている。

ある寺院では近隣住民からの申し立てにより民事調停の結果、防音パネルの設置や除夜の鐘以外で鐘を鳴らさないことなどで合意したが、それから鐘を突くのを止めているとのこと。

夜中を止めて、夕方や昼間に時間を変更する寺院も少なからずあるようです。

このような記事のコメント欄を見ると、、、

除夜の鐘に対しては肯定的な意見が多数

苦情を入れる側に否定的な意見ばかり

しかしながら、実際は数件~数十件の苦情が声なき多数の人の思いに勝る。

全ての人が「うるさい」とは思っていない。むしろほとんどの人は風物詩・文化の1つと感じているにもかかわらず・・・

寺院側も言い分はある。

宗教的意味合い・恒例行事・文化・人々の楽しみとして・・・

意味もなく続いてきた訳ではない。

しかし、、、

除夜の鐘をするのも大変なのも事実である。

大晦日の真夜中に寺族はもちろん、檀家さんや近隣住民など多くの方々の協力があってのこと。

多くの方々が訪れれば、それだけ協力者も必要なのはいうまでもないことです。

多くの方々と苦労して行っていることに苦情が入る・・・

それならばいっそ、、、

そう思うのも想像がつきます。


近年、除夜の鐘に限らず、学校行事(運動会・部活動)や保育園・幼稚園などの音についての苦情が出ている。

結局のところ、ある識者の言葉を借りれば、、、

「自分以外の音が許せない」

“自分さえ良ければ他はどうでもいい”

このような考えが根底にあるのかもしれない。


昼間働いている人ばかりではない、夜中に働いている方々のおかげで生活が成り立っているのも事実。

色々な考え方の人がいることを否定したり、責めたりする気もない。

それでも、、、

寛容さが欠けている、不寛容が増している、そう思えてなりません。

不寛容さが広まり、全てに対して不寛容になったその結果、行きつく先は誰にとっても住みにくい世の中なのではないでしょうか。

もっと“心の余裕”を持ち、「お互いさま」と思える心を持って過ごしていければ、このような問題も減ってくるのではないでしょうか。

そんな風に思える人が多くなればなるほど、社会は良くなっていける気がします。

自戒を込めて、、、

来年は、寛容さ・心の余裕を持って過ごせるように心掛けていきたいと思います・・・
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上行寺STYLE

Author:上行寺STYLE
上行寺は静岡県焼津市にある日蓮宗のお寺です。

『上行寺STYLE』は上行寺の副住職がお寺の事や日々の事などを綴っています。

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