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コロナ禍とお寺の今後 ② ~マスクを通して思うこと~

【コロナ禍とお寺の今後 ②
~マスクを通して思うこと~】


㊟自戒を込めて、現在私個人が思うことです。

前回の続きです・・・

前回の話↓
http://jougyoujistyle.blog.fc2.com/blog-entry-374.html


「今日、あなたはマスクをつけましたか?」

外出された方なら、ほぼ100%の人が「はい」と答えるはずです。

使い捨てマスク・布マスクなどマスクの違いはありますが、
現在、マスクをつけていない人に会うことはほぼありません。

外出中はマスクをつけているのが普通で、
マスクをつけていない人に会うと、少し距離を取ろうと考えてしまうくらいです。

しかし、、、

1ヶ月前はどうでしたか?

2ヶ月前は?

3ヶ月前は?

2月の始めでは、花粉症や鼻炎の方・またはインフルエンザ予防につけているくらいでした。

ちなみに、マスク不足が報道され始めたのは2月8日だそうです。

皆さんはどのあたりからマスクをつけ始めましたか?

3月20日春分の日
上行寺では、春彼岸中日法要を行いました。

消毒とマスク着用をお願いし、マスクを持っていなかった方には、お寺からマスクをお渡しました。

参列者の2~3割の方がマスクをお持ちでなかった気がします。

3月下旬、通夜・葬儀でのマスク着用を始めました。

火葬場で職員の方に、
「マスクをつけて来るお坊さんいますか?」
そうすると、
「たぶん初めてです。」
そう言われました。

現在はというと、、、
ある宗派では、「火葬場に必ず着用して行くように」と通達が出ているそうです。

IMG_1836 (2)
(↑火葬場のマスク着用を呼びかける張り紙)

しかし、、、
参列者・職員ともに全員マスクをつけているのに、それでもマスクをつけていない。
読経を始める前にマスクを取ってしまう。

そんなお坊さんもまだいるようで、
「正直怖いし、しっかりつけて欲しい」
とおっしゃっていました。

外出時や人と会う際にマスクをすることが普通になってきているのに・・・
ましてや、ほぼ毎日不特定多数が出入りし、
出入口のドアを常時開けているとはいえ、密閉空間の火葬場。

正直言って、マスクをしない理由はない。

それでも一定数の僧侶がマスクをつけていない。

この1点だけ見ても、世間・社会との“意識のずれ”がある。

今や、マスクをつけることは、
《自分自身だけでなく、周りの人を守るため必要なこと》

もちろん、普通であればマスクをつけて法要することはない。

実際、法衣でマスクをつけると見た目も違和感がある。
それに息苦しくて声を出すのが大変・・・

しかし、今は非常時・・・

現状を見据えて、変化を受け入れて対応していかなければならない。

「法衣でマスクはつけない」
「お経の際はマスクをつけない」

こんな考え方ではダメ。

ほとんどの方が感染拡大防止のために自粛生活をし、日々の行動を改めています。


僧侶個人の、またお寺の価値観を押しつけてばかりではいけません。

「お寺(僧侶)はこうあるべき」
「昔からこうだった」

このような考え方ではなく、状況を見極め、柔軟に対応しなければなりません。

価値観や常識などは、“絶対”ではなく、状況によって変化するもの。

変えてはいけないことは、もちろん多々あります。
守るべきものもあります。

守るべきことは守りながら、変化に対応する。

私自身を含めてですが、、、
それが出来ないお寺と僧侶には、より厳しい未来が待っているでしょう・・・
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上行寺STYLE

Author:上行寺STYLE
上行寺は静岡県焼津市にある日蓮宗のお寺です。

『上行寺STYLE』は上行寺の副住職がお寺の事や日々の事などを綴っています。

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